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  西新井宿の初午祭り 初午祭りとは全国の稲荷神社の総本宮の伏見稲荷の神様が降臨したのが和銅4年(711年)2月11日でその日が初午であったことから2月の初午の日が縁日になったそうです。しかし、この西新井宿では3月の初午の日に行っています。神根地区の「神根村誌」という文献にも「当村の年中行事は家庭又は大字によって多少の相違はあるが、大体において一か月遅れである」として、2月に年始参り、4月にひな祭りというように、神根村においては新暦になって以後も節句・年中行事は旧暦に従ったようです。西新井宿には村のお稲荷さんが3つあり、それぞれの講中の人達が順番で当番を務め、宵宮(前夜)から準備をして神様に御馳走をつくり、お酒、農作物などを奉納します。 西新井宿氷川神社の境内にある稲荷社 稲荷社の内部、お供物の数々。榊、お神酒、油揚げ、赤飯、野菜・果物など 122号線のマクドナルドの隣にある笠間稲荷。 ここの講中の人たちは6時から出たそうです。7時にはお参りに来る人がいるそうです。以前はお酒をふるまって賑やかだったそうです。 笹根の伏見稲荷。左に階段がありますが、ここは富士塚だそうです。 笹根稲荷の内部。ちっこいキツネがかわいらしい。 初午は元々その年の豊作祈願が原型といわれていて、それに稲荷信仰が結びついたそうです。その意味ではこの地域はまだ農村なのだということを思い出させる貴重な文化だと思います。 *この記事は2012年に作成したものの再掲です。
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  須走伊奈神社氏子様御一行。107年ぶりにご当地と川口市の記念写真となりました。   2023年11月13日清涼なる秋の空気の中、静岡県小山町須走にある伊奈神社の氏子様御一行が伊奈家の菩提寺川口赤山の源長寺に墓参に来られ、AGC新井宿駅と地域まちづくり協議会歴史部としてお出迎えしました。この方々は江戸時代中期宝永4年(1704)の富士山宝永大噴火によって壊滅的な被害を受けた地方の方々で、被災地の復興に当たった第7代関東郡代伊奈忠順への墓参に2年に一度訪れています。 巨大な富士山宝永噴火口 噴火の被害は火山灰の降灰で、当地方では少なくて60センチ、多いところは3メートルにも及びました。降灰は関東全域にも及びその総量は17億立方メートル。東日本大震災のがれき総量の36倍にもなりました。最も被害の大きかった静岡県小山町や御殿場市などの御厨地方は元々生産力(年貢高)の低い地域だったので、幕府は全国から巨額の義援金を集めたにもかかわらず、復興には使わずその大半を大奥の改修工事などに流用してしまいました。 宝永噴火のスコリア(火山砂)堆積層。富士霊園付近 。 幕府から見捨てられ亡所とされた当地方の人々は再三救済の嘆願書を提出しました。そのため復興責任者の伊奈忠順は当地方を巡検し詳細に被害を調査しました。そして金を出す気のない幕府と粘り強く交渉し、降灰で河床の上がった酒匂川の砂除けや堤防工事などに、当地方に人々を他地域の人よりも高い賃金で雇用させたり、畑や屋敷地などの砂除けに補助金を出させたりと、本来の復興予算ではない名目で資金を出させて、お上から見捨てられた当地方の復興に尽力しました。伝説では忠順の尽力にもかかわらず飢餓のピークを迎えた被災地に、無断で幕府米蔵の米を分け与えて責任を取って切腹したと伝わっています。 伊奈半左衛門忠順公像。須走伊奈神社。 命を賭した忠順への感謝を忘れない当地方の人々は宮内庁に働きかけ、大正4年11月に忠順に従五位の追贈を成し遂げています。須走伊奈神社は噴火から200年後の1907年(明治40年)に須走西沢の入会地に建立。その後250年後の1957年(昭和32年)に須走下原の現在地に移転しています。 須走伊奈神社 当地方の人々の源長寺墓参は1916年(大正5年)1月29日、小山町吉久保の渡辺誠道氏が源長寺を訪れ、当時の伊奈家当主や伊奈家と交流のあっ

ジャガイモ収穫体験2023のお知らせ

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  毎年恒例のジャガイモ収穫体験を下記の通り行います。 日時 6月24日(土)9:30~11:30    *雨天の場合予備日として翌日の25日(日)に行います。 料金 1 kg 300円*採った分を量り売りします。 品種 メイクイン・ベニアカリ 場所 江原さんちの畑(グリーンセンタープールの裏辺り)

ゼミ生達が「赤山陣屋マップ」を作成!

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 高崎経済大学・地域政策学部・地域づくり学科 西沢淳男ゼミナールが製作しました。 赤山陣屋跡周辺の古地図と現代の地図を見比べたり、おすすめポイントを確認したりできる! チラシは、郷土資料館ほか、各文化財施設にて配布中! 赤山陣屋マップ⇓こちらから入れます。 https://stroly.com/viewer/1665368902/ 赤山陣屋マップはこのように「赤山陣屋絵図」の上に赤いピンが置いてあり、そこをクリックすると、、、。 このように現在のスポットの画面が出ます。史跡の解説のほかにカフェやランチのお店などもありますので、散策のお供としてお使いいただけます。学生さんがこのようなツールを作れてしまうというのも、アナログ世代には感慨深いものがあります。

古民家カフェならのき いよいよ開店!

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安行領根岸に築175年の古民家を改築してカフェをオープンします!その名は「ならのき」さん。地元野菜中心に地元食材を使って地産地消を目指します。しかも調理は和食のプロフェッショナル!令和5年4月12日いよいよオープンです! 古民家カフェならのき 開店 令和5年4月12日(水) 営業時間 11時~17時 定休日 月・火・水 席数24 駐車場なし*近隣の駐車場をご利用ください。 フリーWi-Fi 住所 埼玉県川口市安行領根岸3052-1 お問合せ 048-299-2120 メール  at218perla8@gmail.com ホームページ  https://naranoki-kawaguchi.jimdofree.com インスタグラム   https://instagram.com/naranoki3?igshid=YmMyMTA2M2Y= ならのきさんは当会(AGC新井宿駅と地域まちづくり協議会)のメンバーですので、開店前に特別に中を見せてもらいました。名前の「ならのき」は古くから地元の人たちからこの家がならのきと呼ばれ親しまれてきたのが由来です。まず石畳の先に立派な門があります。左右は家庭菜園の「シェア畑」さんの貸農園なのでのんびりとした風景が広がっています。 これが店の外観です。堂々たる作りの母屋ですね。向かって右側が店舗になります。 店内は古き日本家屋土間でかなり広々しています。とても落ち着きます。 厨房です。中が見えるようになっています。 天井の梁です。175年の太っとい梁は迫力満点です。 和食のプロの板長さん 少しこの板長さんの紹介をさせていただきますと、 板長さんはオーナーの大塚さんの従兄で日本料理を長く修行し、銀座などのお店の店長を勤め、華調理師専門学校の先生を16年もやっていたという和食のプロフェッショナルです。味は折り紙付きと言えましょう。これから地元の食材などをどのように調理していくのか楽しみです。 特別に撮影用のランチのサンプルを見せてもらいました。すごく美味しそう!そして体に良さそう!よく見るとアイスプラントや東京ウインナーの無添加ウインナー、里芋など地元食材が随所に使われています。また、板長自作の海苔の佃煮など技が光っています。 さらに当面のメニューも見せていただきました。メインのランチの他にナポリタン、ソース焼きうどんがあります。個人的には

赤山陣屋の春

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 桜も散りつつありますが赤山安行の良い季節はこれから。赤山陣屋跡で活動する「赤山陣屋の会」の陣屋カフェに行ってきました。 陣屋カフェ コロナでこの3年はあまり積極的に活動は出来ませんでしたが、これからはこの気持ちのいい陣屋カフェを愉しむことが出来そうです。 カフェメニュー 石窯ピザは相変わらずの美味しさ!おこわも豚汁も美味でした。あまり宣伝はしてませんが赤山陣屋の桜を見に来た人たちが続々とやって来ました。やはり人気です。 赤山陣屋の桜は見沼遊歩道、江川グランドと並んでこの近辺の桜の名所です。今年はそろそろ終わりですが来年はぜひ見に来てください。イイナパーク・川口ハイウェイオアシスが近いので、そこに寄ったらついでに寄ると良いです。 川口ハイウェイオアシス 赤山陣屋の会は桜の見ごろにライトアップをしていますが、今年は雨が多くて中止が多かったです。しかし、陣屋の夜桜は静寂と光と桜が幻想的で異世界に迷い込んだようです。一度足を運んでみてください。 桜のライトアップは毎年満開の時期に合わせて行われます。 時間は18時30分~20時30分。雨天は中止です。 この時間は飲食は禁止ですのでご注意を。 赤山陣屋の会では来週の土日も「安行オープンガーデン」に合わせて陣屋カフェを行うようです。 4月9日日曜日11時から14時 他のオープンガーデンもすごく楽しいのでこの機会にぜひ散策してください。安行赤山の素晴らしさがわかります。 赤山陣屋の会 赤山陣屋の会のページ - 新井宿駅と地域まちづくり協議会 (araijuku2011.jp)

赤山アート散歩でぶらり

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  3月4日から12日まで開催している「赤山アート散歩」に行ってきました。 赤山・安行地区の寺院などにアート作品を展示してあるので、歴史とアートで2倍の楽しみ方と言えるでしょう。 まず起点であるイイナパークの歴史自然資料館に行きました。早速サイコロに様なアート作品がありました。何かこう非日常感があります。柔らかそうな見た目ですが鉄で出来ており叩くとカーンと音が鳴ります。*叩かない様に ここでは赤山陣屋のジオラマやビデオで関東郡代伊奈氏の事を学べるんですが、今回は伊奈忠治の展示をやっていました。 イイナパークから赤山陣屋跡を通って安行領家の興禅院へ。桜もポツポツ咲いていていい感じです。 案内標識に従って進むと開けた場所にアート作品が現れました。想像よりでっかい。鳳凰が飛び立つ姿の作品です。 伊奈氏マニアの私はここに来ると必ず寄るのがここ。ここは伊奈氏の付家老富田氏の墓所です。もう誰も訪れる人が居ないせいか年々寂れていますね。付家老とは幕府から派遣されるアドバイザー的な立場で、伊奈氏の家臣でありながら独立した幕臣でもあります。筆頭家老として伊奈家改易まで寄り添っています。 続いて訪ねたのが安行吉岡の金剛寺。お灸の寺として有名で門をくぐって右の建物で今でもお灸をしています。肩こりや腰痛持ちの人は頼んでみると良いです。 アート散歩の看板を見ずにアート作品を探し回っていたら、どこにもないので改めて見るとここには無いようです。 金剛寺には何度も来てるのに一度も見たことがなかった安行植木の祖吉田権之丞の墓。有名な人ですが意外と質素な小さい墓です。観音様が可愛い。 権之丞の解説の看板。川口市民なら基礎知識として習得してほしい。 次に訪ねたのが桜町の地蔵院。 ここは小谷三志の墓や天然記念物のタブノキなど見どころ満載。 本堂の手前に県指定有形文化財の不動明王像が安置されている建物があります。この像は別名「追い風吹く不動明王」と言われています。もう名前だけで霊験あらたかですね。 いつの間にやら大きなブランコがありました。一人でゆらゆら漕いでみると中々気持ちいい。疲れが取れます。 アート作品は本堂に合ったようですが、何やらお取込み中のようだったので遠慮しました。 最後に来たのが赤山源長寺。言わずと知れた関東郡代伊奈氏の菩提寺です。 本堂を覗くと「どうぞどうぞ」と招き入れてくれました。 中に